口呼吸について 2021/10/30

こんにちは。コロナは以前よりだいぶ落ち着いてきましたが、マスクは手放せませんね。

マスクをしていると息苦しくて、つい無意識に口呼吸をしていませんか?

 

口呼吸には、実は色々な問題点があるのです。

 

① 口呼吸によって口腔内が乾燥した状態が続くと、唾液の分泌が減ってしまいます。唾液には口腔内の細菌に対する抗菌作用や自浄作用があるので、その分泌が減ってしまうと「むし歯や歯周病になりやすく、口臭の原因」にもなります。

 

② 鼻腔には、外からの細菌などの侵入を防ぐフィルターとしての機能や、細菌などの異物を排除する免疫機能などがあります。このような鼻の機能を使わずに口呼吸をすると、「細菌やウイルスが直接のどや肺へ入ってくるため、風邪や感染症にかかりやすく」なってしまいます。

 

③ 口呼吸は、「自律神経にも影響がある」と言われています。マスクをしていると、呼吸が浅くなります。浅い呼吸を続けていると、血液中の酸素が不足して、体の隅々まで行きわたりにくく、特に脳がダメージを受けます。また、常に浅い呼吸を続けていると、副交感神経の代わりに交感神経ばかりが働くようになり、自律神経のバランスが乱れてしまいます。自律神経のバランスが乱れると、免疫機能の低下、疲労感や倦怠感、食欲低下、不眠、ストレスを増幅させてしまいます。

 

ぜひ、マスクを外せる環境で、鼻からゆったりとした深呼吸をして、リラックスしてみましょう!そうすることで、副交感神経の働きを高めて自律神経を整えることができますよ。

 

 

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