こんにちは。
皆さんは「卑弥呼の歯がいーぜ」
という標語を聞いたことがありますか?
卑弥呼は皆さんが知っているあの、弥生時代の卑弥呼です。これは弥生時代の食事が硬い食べ物が多く、食事の際の咀嚼回数が多いことに因んで付けられた標語です。たくさん噛んで食事することの効用と関連づけられています。
ひ:肥満の予防
よく噛んで食べると満腹中枢が働き、食べすぎを防げます
み:味覚の発達
よく噛んで味わえば、食べ物の味がよく分かります
こ:言葉の発音
よく噛めば口の周りの筋肉が動き、表情も豊かに、発音もしっかりできます
の:脳の発達
よく噛む運動は、老若男女問わず脳細胞の働きを活発にしてくれます
歯:歯の病気を防ぐ
よく噛むと唾液がたくさん分泌され、唾液による自浄作用でむし歯や歯周病を防ぎます
が:ガンの予防
唾液中の酵素には発ガン物質の発ガン作用を消す働きがあります
いー:胃腸の働きを促進
よく噛むことで消化酵素がたくさん出て、消化を助けます
ぜ:全身の体力向上と全力投球
力を入れて歯を食いしばることで、力がわきます
また、しっかり噛んで食べることは窒息の予防にもなります。窒息の原因食品はおもち、米類( おにぎり等 )、パンが上位3位となっています。
しっかり噛んで、食事を美味しくいただいて、健康な体を手に入れましょう!!
歯科助手・眞壁